ボルグワーナー、2027年までにEV、ハイブリッド部品事業が売上高の半分近くを生み出すと予想

［ロイター］ - 自動車部品サプライヤーのボルグワーナーは火曜日、同社がよりクリーンな交通手段に対する強い需要を取り込むことを目指しており、2027年までに予想される総売上高100億ドル超の約半分が電動車事業によって生み出されるとの見通しを示した。

また、EVやハイブリッド車向けの部品を製造するeProducts部門の売上高は2023年に23億～26億ドル、2025年には56億ドルに成長すると予想している。

同社は投資家会合に先立ち、「EVに焦点を当てたM&Aは計画よりも前倒しで進んでいる」と述べた。

ミシガン州に本拠を置くボルグワーナーは、過去2年間にわたってEVサプライヤーになるための取り組みを強化し、5社を買収し、燃料システムとアフターマーケット部門を別会社に分社化した。

同社の顧客であるフォルクスワーゲン、ゼネラルモーターズ、フォードも、より電動化されたモデルを展開しようとしている。

サプライチェーンの制約が引き続き逆風となり、ボルグワーナーは直近の四半期で予想を下回る調整後利益を計上した。

（バンガロールにてネイサン・ゴメスによる報告、デヴィカ・シャムナスによる編集）